今月の農作業(11月)柑橘

JAありだ営農指導課

品質基準を厳守しながら出荷を!

いよいよ早生みかんの収穫・出荷が始まります。

樹上選果で日焼け果、傷果、大玉果など低品質の果実を除去し、出荷基準に達したものから順に分割採果して厳選出荷に取り組みましょう。

柑橘

樹上選別の着実な実践でL20%M50%S30%

収穫間近となっている早生温州では、収穫直前まで園地を見回り、樹上選別で日焼け果、傷果、大玉果など低品質の果実を除去して、高品質な果実収穫に努めましょう。また、秋芽の発生を抑制するために残しておいた天生り果や軸太果もこの時期に摘果しましょう。

普通温州で、後期重点摘果を行っている園地では、10月中旬までを目安とし、果皮表面が滑らかになり光沢を持つようになってから仕上げ摘果を行いましょう。仕上げ摘果は、下垂枝に着果した品質の良い果実を残し、上向きの大玉果、日焼け果、傷果などを除去しましょう。

早生みかんの収穫

収穫については、園地や樹によるバラツキが大きい分、分割採果や適期採果による品質の均一化・高品質化が重要となるため、園地ごとに、着色、糖度、酸度を定期的にチェックし、品質基準に基づいて収穫時期を決定しましょう。

一樹内においても果実品質にバラツキがあるため、成熟が早い外生り果を先に収穫するなど、分割採果を行い、果実品質の均一化に努めて下さい。

浮皮軽減対策

近年、秋季の高温と降雨による浮皮の発生が問題となっています。

浮皮は、果肉の発育が停止するのに対し、果皮の発育は継続するので、果皮と果肉が分離し、すき間が生じる事によって発生します。除草などにより園地を乾燥気味にするとともに、軸太果や上向きの大玉果などを樹上選果して、果梗枝が細く下垂した果実を残すようにしましょう。

なお、収穫の遅れも浮皮発生の原因となるので、品質の仕上がった園地、樹から適期に収穫しましょう。なお適期に収穫が終了できない場合(同一品種多栽培など)は、品種構成の見直しも長期的な対策として考えて下さい。

果実腐敗対策

腐敗果の混入は他の健全果に腐敗が移るだけでなく市場・消費者の信用を失うことになります。生産者一丸となり「絶対に腐敗果は混入しない」という強い気持ちで取り組みましょう。

■防腐剤の散布

収穫前には必ず防腐剤を散布しましょう。散布薬剤はベフラン液剤25 2000倍、トップジンM水和剤2000倍、ベンレート水和剤4000倍です。

また、果実成熟期に集中した雨や台風によるスレ傷、泥はねなどで褐色腐敗病が発病します。

防除薬剤は、ランマンフロアブル2000倍または、レーバスフロアブル2000倍を散布して下さい。降雨後に気温が高い場合は多発しますので、発生が見られた園地では、早急に防除を行いましょう。

■採果時の注意

防腐剤を散布していても生傷への薬剤効果はありません。そのため採果の際は必ず2度切りを行い、ハサミ傷やホゾ高を防ぎましょう。1度目は果実から5mmから10mmくらい離して切り、2度目はハサミで果実を傷つけないようにガクギリギリのところで切ります。

なお、収穫かごからコンテナに入れる時は、必ず手を添えて落下の衝撃を減らしましょう。また、果実が濡れた状態での採果も腐敗の原因です。降雨や露などで果実が濡れている場合は採果を控え、果実が乾燥した状態で採果するようにしましょう。

■家庭選別の徹底

倉庫内をできるだけ明るくし、特に果実の傷み・腐敗果を注意し、家庭選別を徹底しましょう。

また、選果時の衝撃をできるだけ少なくし果実を丁寧に取扱いましょう。

秋肥の施用

施肥時期は、早生で10月下旬~11月下旬が適期です。施肥量は10アール当たり窒素成分で12kgを目安に行って下さい。施用時期が遅くなると、気温低下により地上部へ養分の分解・吸収が進まず、肥効が悪くなります。また、流亡して無駄になることがあるため、適期に適量を施用しましょう。

マルチ被覆園については収穫後に必要に応じてかん水を行い、窒素成分主体の液肥を2~3回程度葉面散布するなど、樹勢の早期回復を図りましょう。液肥は、尿素を500倍または千代田液肥233号を1,000倍で葉面散布しましょう。

柑橘

今月の豆知識

秋肥の意味

秋肥は、一般的に今年収穫した樹に対してのお礼肥と例えられますが本当にそうでしょうか?

今年たくさん収穫した樹は、「よく頑張った」から秋肥で樹勢回復させ、今年着果が少なかった樹は「仕事をしていないから、秋肥をやらない」という話をよく聞きます。

しかし、今年着果の少ない樹は、当然来年は花が多くなるので、今後樹勢が低下し、樹勢回復が必要になってきます。

すなわち秋肥とは、「今年ありがとう」と「来年着果が多くなるから頼みます」という意味になります。樹のタイプで差を付けると隔年結果をより助長することに繋がりますので万遍なく施用することが大切です。

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