今月の農作業(6月)柑橘・すもも・キウイフルーツ・梅・柿

JAありだ営農指導課

柑橘
病害虫防除

適期防除に努めて下さい。『害虫は初発』『病気は予防』が基本となります。気象および園地の状況を確認し、状況に応じた防除を行って下さい。また去年自園で発生していた病害虫には十分注意してください。

●黒点病
 前回の防除薬剤散布から積算降水量250mmまたは20日~25日後を目安に散布して下さい。降雨後なかなか乾きにくい園地等は感染しやすいので特に注意して下さい。

●チャノキイロアザミウマ
 マキ・サンゴ樹などの防風樹や柑橘の新梢があると被害が出やすいので注意して下さい。

●カタツムリ類
 近年カタツムリの被害果が増加しています。樹上に上がられないように6月頃に対策を行いましょう。対策としては株元に銅板を巻くことや、地面に撒く粒剤や樹に散布する薬剤があります。散布する際はカタツムリが活動を始める夕方に行うか湿度のある時に行いましょう。

●カイガラムシ類
 ヤノネカイガラムシの発生が見られる園地では5月下旬にコルト顆粒水和剤2000倍 または6月中下旬にスタークル顆粒水溶剤2000倍等を散布して下さい。サンホーゼカイガラムシの発生が見られる園地では5月下旬にアプロード水和剤または6月にスタークル顆粒水溶剤2000倍等を散布して下さい。カイガラムシは去年の秋に気温が高かったため第3世代が増え、収穫間際で被害が発生した園地も見られました。葉裏・枝梢のすみずみまで丁寧に薬剤散布を行い徹底防除に努めて下さい。

かん水

開花期から梅雨時期までの乾燥は、果実の細胞分裂が抑えられ、ポテンシャルの低い果実になることや、枝葉の充実遅延や根の伸長に大きく影響します。近年、この時期に乾燥することが多いので注意して下さい。1週間降雨がなければ10aあたり10~20mm程度の潅水を行いましょう。

梅雨肥

梅雨時期は新根発生後であり、降雨が多く温度も高いため、施肥養分がよく吸収されます。苗木の樹冠拡大や果実の初期肥大を促進させることができます。特に樹勢低下園やマルチ被覆予定園には効果があります。但し、ゆら早生以外の極早生は控えて下さい。施用量は化成肥料やぼかし型肥料を10a当たり2~3袋程度が目安となります。

着花状況について

本年は着花過多の園地が多いことが予想されています。しかし、昨年の着果量が少なかったにも関わらず、予想に反して着花が少ない園地・樹も見られます。その要因は、昨年の収穫【量】の多少が大きく影響していると考えられます。昨年は大玉果となり意外と収量が多かった園地が目立ちました。昨年、大玉の加工柑が多かった要因は、早期の粗摘果時点で表面の果実まで摘果してしまい、仕上げ摘果時点では大玉になりすぎているため摘果出来ず、結果として着果【果数】は少ないが着果【量】が多くなってしまったことが要因です。実際、最後に適正着果量まで仕上げ摘果しきれた園地では、十分な着花が確認できます。特に近年では、秋の高温多雨傾向が強くなってきているため、粗摘果を抑えていても仕上げ摘果時点で十分な大きさまで仕上がってしまうことが多くなっています。もちろん、十分な大きさに仕上がっているからと、そのまま摘果しないままだと、着果量が多くなってしまい隔年結果を助長してしまいます。仕上げ摘果・樹上選別時にもったいなくてもしっかり摘果することが重要なことは明確だといえます。

すもも
仕上げ摘果

もう一度、小玉果・傷果・奇形果を中心に摘果し、縦径が長く緑色の濃い下向きか横向きの果実を残すようにして下さい。また、ふくろみ病の被害果は、そのまま放置すると翌年の発生源になります。見つけ次第、摘果し園地外へ出して下さい。

新梢管理

徒長した新梢をそのまま放置すると、果実が日照不足となり、生理落果を助長する恐れがあるので、適度に芽かきを行って下さい。

病害虫防除

●黒斑病 定期的に散布
 マイコシールド … 2000倍
 バリダシン液剤 … 500倍
 ※使用基準に注意して下さい。

●灰星病
 オーシャイン水和剤 … 3000倍

●シンクイムシ類
 スカウトFL … 2000倍

キウイフルーツ
果実肥大促進

●ホルモン剤
 フルメット液剤10ml

●処理時期
 満開後20~30日

●使用濃度
 500倍~800倍 加用、展着剤 … 5000倍

●処理方法
 浸漬処理、または、肩掛け散布
 ※注意点として、処理時期が早い場合は、肥大は良いが奇形果が多くなります。処理時期が遅くなると奇形果は少ないが肥大が弱くなります。

摘果

初期肥大が大きく、開花後40日までに収穫時点の70~80%肥大します。1回目は、奇形果・小玉果を中心に摘果します。着果具合によって調整して下さい。2回目は、小玉、傷果等見残し果を摘果して下さい。着果量25~30果/平方メートルが最終の目安です。

病害虫防除

●果実軟腐病
 6月上旬:アリエッティ水和剤 … 600倍
 7月上旬:トップジンM水和剤

●キイロマイコガ
 6月上旬:フェニックスFL … 4000倍

●クワシロカイガラムシ
 スプラサイド水和剤 … 1500倍

青梅の収穫は、一般的に果実表面の毛が抜け2~3割がてりが出る頃が適期とされています。分割採収をし、適期収穫に心がけましょう。また、雨天収穫時はスレ果やニエ果の発生を抑えるため収穫後完全乾燥させ選果・選別を行いましょう。

防除

収穫前の防除に(5月中旬~収穫前)黒星病・すす斑病スコア顆粒水和剤 … 3000倍

果実肥大期に入ります。摘果や、はく皮時期となります。

摘果

摘果の目的は、果実肥大の促進・果実品質向上・翌年の花芽分化の促進です。奇形果や傷果・小玉果を優先的に摘果しましょう。また、上向果は日焼果になりやすいので摘果しましょう。

防除

6月上旬(幼果期)
 うどんこ病・落葉病・炭疽病:キノンドーフロアブル … 800倍
 カキノヘタムシガ・カメムシ類:スタークル顆粒水溶剤 … 2000倍

6月中下旬(生理落果期)
 落葉病・炭疽病:ジマンダイセン水和剤 … 600倍
 フジコナカイガラムシ・チャノキイロアザミウマ:コルト顆粒水和剤 … 3000倍

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