今月の農作業(4月)柑橘・すもも・水稲

JAありだ営農指導課

柑橘

苗木の定植

植穴は深さよりも幅を広くとることで根の張りを良くすることができます。苗木に土がついている場合は、軽くほぐしてから植え付けを行ってください。土がついていない場合は、手元に届いたら根が乾燥しないよう水につけ一両日内には定植をしてください。

ウッドエースを施用する場合は植穴の底に5粒程度入れ直接根に当たらないように軽く土を被せてください。また、接ぎ木部が地表面に1~2cm程度出るように植え付けを行ってください。

図1

定植後は植え付け部に空間ができないように土を踏み固めてください。空間ができると根の活着が悪くなります。樹を大きくする上で水管理には十分注意してください。10日程度、降雨がない場合は灌水を行いましょう。

昨年度は、5月・8月・12月に1か月程度降雨が無い時期がありました。幼木は根域が狭いため、成木以上に過乾燥に注意してください。植え付け後から梅雨に入るまでは特に注意してください。

定植後の管理

芽かきと摘芯は基本的に硬化する前に行ってください柔らかいうちに行っておくと鋏を用いることなく手で簡単に作業ができます。

●芽かき

芽かきとは発生した新梢の中で必要な枝のみ残して除去する作業を指します。苗木を定植した後、春梢や夏梢等が発生します。主枝を大きく育てる上で先端に出てきた芽を1本に間引く必要があります。 特に内向枝は、勢いが強く本来の主枝が弱くなる原因になりますので注意してください。

図2
●摘心

摘芯とは新梢を摘む作業を指します。 摘芯を行うことで、葉の硬化を早め、夏芽の発生が早くなります。 また、内向きではなく外向きの葉で摘芯することが重要になります。

摘芯は主枝候補等の伸ばしていきたい枝のみで行うと主枝候補がわかりやすくなります。

図3
一年生苗木の管理

定植後の管理としては接木部の35~40cmの高さで切り返してください。先端の芽が弱い場合は再度、 強い芽まで切り返しを行いましょう。芽が3cm以上に伸び始めたら、芽かきを行い、基部より5~6枚目の外向きの葉で摘芯を行いましょう。 そうすることで、強い芽を吹かせることができます。株元から出た強い枝は除去してください。

図4
二年生苗木の管理

一度に複数の主枝を切除すると樹勢が低下する原因になりますので、複数ある主枝候補の枝は数年かけて2~3本になるように枝の整理をおこなってください。

芽の管理については、切り返しを行い春梢の充実を計りましょう。秋芽と夏芽の境目下の外芽で切り返すことが重要です。こちらも同じく切り口にはバッチレート等を塗布してください。

図5
防除

薬剤については2021年柑橘類防除基準を参照。

●かいよう病

昨年発生の多かった園地では特に注意が必要です。新梢に感染するのを防ぐために発芽前から防除を行ってください。

●そうか病

新芽が1cm程度の頃が最も効果が高くなります。

●幼木防除

新梢を加害するアブラムシやミカンハモグリガ等の防除を徹底してください。新梢を加害されるとその後の生育に大きく関わってきます。

春肥

春肥は幼果の生育に利用されます。3月中旬~4月上旬を目途に施用してください。施肥の目安が10a当たり8kgになります。施肥後、降雨がなければ灌水を行ってください。

除草

施肥の前に除草作業を行っ てください。除草を行うことで、養分の競合を防ぐとともに地温を上げ肥料の吸収効率を上げます。

すもも

摘果

昨年は受粉時期の天候は良好でしたが、 受粉時期の不良が多く、その後着果不良となり不作年となりました。通常の着果がある場合は、早めに作業を進めてください。

●結果枝別による着果の目安
  • 長果枝70cm 5〜8果
  • 中果枝40cm 3〜4果
  • 短果枝20cm 2〜3果

品種別では、大石早生等は8〜10cm程度。晩生種では15cm間隔で残してください。

今年も昨年のように着果少の樹が多い場合は、着果がまとまっている箇所を部分的に間引き摘果をする程度にしてください。

病害虫防除
●黒斑病

重点防除です。天候により多発します。
 マイコシールド2000倍を2週間間隔で散布してください。

図6
●灰星病

高温多湿時注意してください。
 ベルクート水和剤1000倍

●アブラムシ

初期防除が重要です。新梢が巻いてくると一気に増えることがあります。
 モスピラン顆粒水溶剤4000倍

水稲

昨年、トビイロウンカが大発生し被害が拡大しました。

トビイロウンカは、梅雨時期を中心に中国大陸から飛来し、夏には稲の株元に多く生息し、茎や葉から養分を吸汁します。
また、気温が高いと成長が早くなり、あまり移動しないため部分的に密度が高まり坪枯れを発生させるため、早めの防除を心掛けてください。

●土壌改良資材の重要性

土壌改良資材には、アルカリ分・リン酸・苦土等、またケイ酸・酸化鉄が含まれます。ケイ酸は、肥料三要素である窒素と比較すると約10倍で吸収され、光合成能力の向上や株はりが良くなる等の効果があります。また酸化鉄は秋落ちを防止する役割がありますので、土壌改良資材を投入してください。

●土壌改良剤

農力アップ100kgまたは、とれ太郎60kg(いずれも10aあたりkg数)
 刈取り後から代掻きの2週間程度前までに施肥し耕起してください。

●ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)

近年、暖冬の影響で全国的に発生が増加しているため、越冬する個体を減らす事が重要です。そのために、冬季の耕うん作業で貝殻に傷をつけ、密度を下げてください。

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