今月の農作業(3月)柑橘

JAありだ営農指導課

柑橘

剪定作業
剪定作業の目的と注意

整枝・剪定作業の目的は、以下の通りとなります。

  • 樹勢の維持
  • 作業性の向上
  • 病害虫の発生予防
  • 骨格の維持

上記の中で特に注意することは無理な樹高の切り下げや縮伐を行った場合、「作業性の向上」を達成できたとしても、「果実品質の低下」や「連年結実しにくくなる」などの影響が出ることです。逆に、無剪定や弱剪定の園地では、昨年度のように秋以降乾燥状態が続いた場合、枯れ枝が増え、病気が多発したり、果実肥大が鈍ったりします。
 毎年、品質と樹勢の維持を両立できるように行うことが重要です。

剪定で切り落とす枝

剪定の際に主に取り除くのは次の枝です。

  • 同年枝(図中1、2)
  • 徒長枝(図中3)
  • 内向枝(図中4)
  • 下垂枝(図中5)
図1
図2
同年枝

同年枝とは、文字通り同じ年に発生した枝の事を指します。発生した同年枝を放置してしまうと、主枝の数を多くなったり、骨格が複雑になったりします。樹形をシンプルな形にするためにも同年枝は切除してください。

図3
徒長枝

徒長枝は、主枝が寝てしまっている状態や間違った切り方をした場合に発生します。前述にもあるように無理な樹高の切り下げや主枝を寝かさないように管理することが重要です。すでに出てしまった徒長枝を切除する場合は、必ず一度着果させてから切除してください。

図4
内向枝

徒内向枝は、主枝が傾くことで内向きに発生します。この枝は樹勢が強いため、着果する果実の品質が悪く、浮皮の発生が多くなります。この枝も切除する場合は一度着果させて切除させてください。

下垂枝

地際の果実はスレ傷や品質の悪い果実になります。地面につきそうな枝では水平な枝のところで切除してください。

実際に整枝・剪定作業を行う

実勢に剪定を行うにあたり、一度の剪定で樹形を整えるのではなく、数年かけて少しずつ行うことで収量、品質への影響を少なくすることができます。剪定量は、樹全体の2~3割程度に抑えることが重要です。また、最大のポイントは主枝の先端を明確にし、しっかりと立たせることが重要です。

密植園の管理作業

樹が成長し、樹間が狭くなっている園では、病害虫の多発、日照不足による果実品質の低下に加えて、作業効率の低下などが問題として挙げられます。これらの問題の対策として、間伐や縮伐、整枝といった様々な方法がありますが、間伐を行う前に、まずは、整枝・縮伐で空間を確保できるか確認しましょう。

図5
病害虫対策

令和3年は落弁期に降雨が多く、適期に防除が出来なかったことで灰色かび病が多発したと考えられます。その中でも山間部などの開花の遅い園地や樹勢の弱い品種で被害が大きくなった傾向です。灰色かび病の被害が多かった園地では、満開期と落弁期の2回散布を徹底してください。一回で行う場合は落弁期に散布してください。

病害虫対策

令和3年度は、病害虫の大きな被害はありませんでしたが、園地によっては8月上中旬の降雨により、穂いもち病の発生が見受けられました。
 また、令和3年度に出荷されたコメの等級では、1等米が50%を占め、2等米が40%、3等米が10%、格外米が0%という結果になり、カメムシ被害による着色粒、高温障害による心白米などが原因で等級が落ちた結果となりました。

土壌改良資材の重要性

土壌改良資材には、アルカリ分・リン酸・苦土等、またケイ酸・酸化鉄が含まれます。ケイ酸は、肥料さん要素である窒素と比較すると約10倍で吸収され、光合成能力の向上や株はりが良くなる等の効果があります。また酸化鉄は秋落ちを防止する役割がありますので、土壌改良資材を投入してください。

土壌改良剤

農力アップ(10a当たり100kg)または、とれ太郎(10a当たり60kg)を刈り取り後から代搔きの2週間程度前までに施肥し、耕起してください。

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)
図6

管内では、ジャンボタニシの発生が見受けられ、発生に伴い食害による収量減が確認されています。
 ジャンボタニシの成貝の大きさは2~7cmで、従来から日本に生息しているヒメタニシ等より大型です。成貝では、日本のタニシとの見分けは困難ですが、濃いピンク色の卵を産卵します。雑食性で主として植物を食べますが、魚の死体なども食べます。厳冬期は土壌中で越冬し、代かき後に水中に出てきて、稲を食害します。冬の寒さで多くの会は死滅しますが、温暖化の影響もあり、越冬する貝が増加しています。なお、殻高1cm未満の小さな会派、寒さと乾燥によりほとんど死滅します。また、大きな買いも越冬率はは高くありません。殻高1~2センチ程度の未成熟貝が最も越冬しやすいようです。
 冬場の貝は、土壌表面から6cm以内に生息していることが多いので、耕起して貝を寒さにさらすことで多くの貝を死滅させることができます。深く耕起すると貝は土中深くに移動し、寒さに当たらなくなることもあるので中止し、複数回耕起すると効果が高まります。

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