組合長コラム

新年のご挨拶

更新:2023年1月5日

新年あけましておめでとうございます。

組合員の皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

未だ新型コロナ感染症が収束せず、感染者の増減を繰り返しながらも、人々の行動制限が解除され、経済活動もコロナ前とはいかないながらも再開されてきました。それとともに、世の中にも活気が戻ってきたように思います。JA直営のファーマーズマーケットありだっこにも、県外ナンバーの車が多く見られるようになり、キッチンカーの出店もあり来店者で賑わうようになりました。

コロナ禍で中止していた「有田みかん大使」の活動も、昨年3年ぶりに再開しインスタグラムなどSNSを使って「有田みかん」の情報発信にも取り組んでおります。

世の中では、長期化するコロナ禍やウクライナ危機に加え、急激な円安などを背景に、原油や原料価格の高騰や調達先の激化が続いています。電気・ガス料金の値上げや食料品・生活用品の値上げが相次ぎ、一般庶民の生活を苦しめています。また、農業生産資材なども高騰し、農業生産・農業経営への影響が懸念されます。

JAありだとしてもできる限りの支援策を打ち出し、農家や組合員の方々が持続可能な経営ができるように努めてまいります。

そして、食料安全保障の観点からも、自分たちが消費する食料は自分たちの国で生産するという「国消国産」の意識醸成にも努めてまいります。

総代会にて承認して頂いた、第8次中期3カ年経営計画に基づき、共同利用施設の整備再編に取り組むとともに、組織代表の方や総代の皆様との地区懇談会を開催し、組合員の声を組合運営に反映してまいります。

本年も「元気な農業」「元気な地域社会」「元気なJA」をビジョンに掲げ、「有田みかん」と「農業」と「地域」の未来づくりに組合員の皆様とともに、役職員一丸となって取り組んでまいりたいと存じます。

新しい年が、組合員の皆様にとりまして実り多き年となりますことをご祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

1月1日

新年のご挨拶