有田みかんの収穫、出荷がピークを迎えています。段々畑のみかん収穫が進み、黄金色に光輝く畑の中に、収穫を終え緑一色になった畑も散見されるようになりました。

今年は6月2日の豪雨災害では有田地方各所で、みかん畑や農道等の崩壊がありました。また、夏は異常な高温少雨でミカン生産農家はたいへんな思いをしながら作業してきました。その労苦に報いるかのごとく今年は近年にないくらい美味しい「有田みかん」ができました。

販売促進イベントでお客様に試食していただくと「美味しい、おいしい」と飛ぶように売れ、用意したミカンがあっという間に完売となります。みかん大使やみかん王子も頑張って「有田みかん」をPRしてくれています。

今年はウクライナ危機やコロナ感染が収束しませんでしたが、日本国内では人流が活発化し、インバウンドも増加し、コロナ禍前を上回る勢いで活気を取り戻してきたように思われます。「有田みかん」も同様に年末年始に向けて、この勢いで販売が続くことを願っています。

今日はこの冬一番の冷え込みとなり、初霜となりました。こんな日は日中ポカポカ陽気です。ミカン収穫も益々進むことと思われます。年末に向けてミカン農家の戦いは続きます。 皆様、良い新年をお迎えください。

12月4日