令和6年産有田みかん販売反省会
更新:2025年2月14日
2月7日に有田市「鮎茶屋」にて、ありだ共選協議会主催による販売反省会とJAありだ直営AQ選果場販売反省会が開催されました。
今冬最強寒波が襲来して寒い中、大雪の地域も含めて全国から46社の市場関係者(AQ選果場関係32社)の方々が参集して下さりました。
今年は過去に例を見ない高値で、販売開始当初から年末年始にかけて右肩上がりの販売をしていただきました。「販売反省会」ではなく、「販売御礼感謝の会」であると市場関係者の方々に御礼申し上げました。
昨夏は2年続きの猛暑とカメムシの大量発生がありましたが、カメムシに対しては予防的な初期防除の徹底を呼びかけたことにより、甚大な被害もなく昨年対比90%程度の出荷量を確保することができました。
他産地の極端な減量や他の果実の出荷減などの外的要因があったものの、出荷量を確保することで、有田地域が改めて温州ミカンの責任産地として市場関係者の皆さまから認知して頂き、販売して頂いた結果であると心より感謝申し上げる次第です。
「みかん大使」や「みかん王子」による量販店店頭での販売促進活動も好評で、マスメディアやSNSでのPRにも努め、「有田みかん」の消費宣伝活動も奏功したようです。
AQ選果場に関しては、令和6年産AQみかん(3万t)は4月からの県1JA合併を控え「JAありだ」として最後の販売となることから、高単価で有終の美を飾ることができ、かつ昨夏4つの選果場を組織再編し、一つのAQ柑橘部会としたことによるスケールメリットが発揮できるかどうか1,680名の部会員注目の年でもあったので、好スタートが切れたことに感謝しかありません。
懇親会では、今まで長年にわたってAQみかんの販売に携わって頂いたレジェンドの方々に市場関係者には内緒でサプライズで特別参加して頂いたり、「JAありだの歩み」のスライド上映、地元組合員の「おやじバンド」による演奏、職員によるダンスなど盛り沢山の企画で市場関係者、AQ選果場役員、JA役職員総勢100名程が楽しく歓談することができました。
ミカン園地では、すでに将来に向けての改植が始まっています。AQ選果場は永久です。「有田みかん」最高!!
令和7年2月10日
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