2025年 新年のご挨拶
更新:2025年1月4日
新年あけましておめでとうございます。
組合員の皆様には、お健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年の夏は観測史上最も暑い夏となりました。そのような中でも、農家組合員の皆様は「有田みかん」をはじめとする農作物の生産に励まれました。温州ミカンについては、当初の予想量をやや下回ったものの、昨年を上回る高単価で取引され、昨年に引き続き販売高100億円を超える見通しとなったことを感謝申し上げます。
昨年8月の組織再編により4AQ体制となったJA直営のAQ選果場は、温州ミカン出荷量約34,000tを誇る全国トップクラスの出荷組織となり、市場からの期待も大きく今後さらにそのスケールメリットを活かした有利販売を行い農家所得の向上を目指すとともに、温州ミカンの責任産地として「有田みかん」のブランド力を強化してまいります。
さて、本年4月1日には昨年6月の通常総代会で承認された「県1JA」合併が実現し、和歌山県農業協同組合(JAわかやま)が発足します。組合員数や事業規模など全国有数の規模を誇るJAとなります。「JAありだ」をはじめ本県JAグループでは、これまでも「農業所得の向上」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を基本目標とする自己改革に取り組んできましたが、合併により盤石な経営基盤を確立し「オール和歌山」での販売強化を行い、魅力ある力強い農業の実現を目指してまいります。
また、総合事業や協同活動を通じた「地域の活性化への貢献」に今まで以上に取り組んでまいります。そして、合併後もこれまで以上に組合員や地域の皆様に喜んでもらえるようなJAとなるよう役職員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新しい年が、組合員の皆様にとりまして実り多き年となりますことをご祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和7年1月4日
